Windows用ソフト「秀丸エディタ」用のShift_JIS-2004エンコーダによるアイヌ語用カタカナ文字入力支援マクロ (2001年2月8日)


注意!! OSを改変することに関しては、自己責任でお使いください。当方では一切の責任を持ちません。


このマクロは、「Windows 95/98/Me」の環境でお使いください。
XP等の環境で、このマクロを使うには、OSの改変が必要となります。
XP等の環境では、OSの改変を伴わない「秀丸エディタ v5〜用「Unicode 3.2準拠アイヌ語カナ入力支援マクロ」のご利用をお勧めします。

このマクロを得るには、ainu04.lzh(2001年2月8日更新)をクリックして、説明書(Shift_JIS-2004 (旧Shift_JIS_X0213) エンコーダによるページ)付きのマクロainu.macの圧縮ファイルをダウンロードしてください。

なお、Shift_JIS-2004(旧Shift_JIS X0213)は、メジャーな規格ではありませんので、その点をご留意してお使いください。

「Windows 95/98/Me」の環境で、秀丸エディタが正しくインストールされているのが前提として話しをします。
(秀丸エディタは、Vector にあります。ソフト検索で「秀丸エディタ」とし検索して入手してください。)

まず、「Habian」、「Kandata」等のShift_JIS-2004(旧Shift_JIS X0213)対応のフォントが必要ですので入手してください。


例文表示

このマクロ、フォントを使った「アイヌタイムズへの投稿アイヌ語カタカナ文」を作りました。Shift_JIS-2004対応のフォントを用いてご覧ください。



秀丸エディタをインストールしたディレクトリ(例 C:\Program Files\Hidemaru)に、マクロファイルをコピーします。

秀丸エディタを起動して、「マクロ」→「マクロ登録」をクリックします。
「タイトル」に「アイヌ語入力」と入力します。
その右がわの欄の三角をクリックするとainu.macというファイル名があらわれますので、これを選択します。
「OK」をクリックして登録します。

次に、「その他」→「キー割り当て」をクリックします。
「CTRL」をチェックし、「CTRL+A」を選択します。
右側のダイアログで、「メニュー/マクロ」を選択します。
「マクロ1:アイヌ語入力」を選択します。
「OK」をクリックして登録します。

次に、Shift_JIS-2004(旧Shift_JIS X0213)対応のフォントを設定します。

「その他」-->「ファイルタイプ別の設定」-->「プロポーショナルフォントを表示」にチェックをつける-->「Habian」、「Kandata」等のShift_JIS-2004(旧Shift_JIS X0213)対応のフォントを選択-->「OK」と設定

後は、下の方法にしたがってローマ字入力すると、新JISの文字集合にあるアイヌ語用カタカナ小文字も含んだアイヌ語カタカナ文に簡単に変換することができます。

これで、マクロが登録され、CTRL+Aで起動するようになります。


マクロの実行は2つの方法があります。

1)逐次変換

入力画面でCTRL+Aを押すと、タイトルバーの表示がAinu kana modeに変わります 。
この状態で、ローマ字を入力するとアイヌ語カナに変換されます。終了は、もういちどCTRL+Aを押します。今のバージョンでは、アイヌ語入力モードではカーソルの移動ができません。

2)一括変換

変換したいローマ字列を選択し、CTRL+Aを押します。アイコンが砂時計に変わりますのでしばらく待つと、カーソル位置からカナに変換されて入力されます。


変換のルールは、アイヌ語教室で主に使われている教科書「アコイタ」にできるだけ近付けたつもりですが、子音の連続についてはまだ完璧ではありません。

このマクロについて、さらに詳細について知りたい場合は、説明書をご覧ください。


注意!! このマクロに関しては、自己責任でお使いください。当方では一切の責任を持ちません。


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