MacでLHA形式(拡張子lzh)の圧縮ファイルを開くには、MacLHAというフリーソフトが必要です。
http://www.vector.co.jp
から、MacのMacLHAで検索してダウンロードしてください。
なお、LHA形式などで圧縮して送らないと、自動変換でプログラムの中の半角カナの部分が全角カナになってしまいます。

Aynu_romazi_kana_henkan.lzhという圧縮ファイルをドラッグしてMacLHAに重ねて、ドロップすると、 kana.drp, file.drp, kogo.drp という三つのMacJPerl用の実行プログラム(Droplet形式)が展開されます。

このプログラムを実行できるようにするためには、MacJPerlをダウンロードして、インストールしなくてはなりません。

http://world.std.com/~habilis/macjperl/MacJP5.j.htm

MacJPerl_5〜.sea をダブルクリックすれば、インストールします。

この状態で、 kana.drp, file.drp, kogo.drp が動きます。

kana.drp は、アイヌ語ローマ字をカナに変換します。小書きカナは、半角カナになります。アイヌ語ローマ字が入力されているファイルをドラッグして、kana.drp に重ねてドロップすると、変換したカナがMacJPerlウインドウに出力されます。コピー&ペーストすると、お好きなアプリケーションにコピーできます。

file.drp も、アイヌ語ローマ字をカナに変換します。小書きカナは、半角カナになります。アイヌ語ローマ字が入力されているファイルをドラッグして、file.drp に重ねてドロップすると、変換したカナがMacJPerlウインドウに出力され、同時にfile.drp がある場所へ「out.txt」という名前のファイルが作成されます。

kogo.drp は、アイヌ語ローマ字をカナに変換し、元のローマ字と変換されたカナが交互に一行ずつ出力されます。アイヌ語ローマ字が入力されているファイルをドラッグして、kogo.drp に重ねてドロップすると、元のローマ字と変換したカナが一行ずつ、MacJPerlウインドウに出力されます。コピー&ペーストすると、お好きなアプリケーションにコピーできます。

なお、kana_henkan_source.lzh というアーカイバは、ソースプログラムです。カスタマイズしたい時には、これをお使いください。 kana.pl, file.pl, kogo.pl の3つのファイルが入っています。

編集したい場合には、MacJPerlを起動して、「ファイル」-->「開く」で、該当ファイルを開きます。修正が終わったら、kana.plであれば、「スクリプト」-->「"kana.pl"の構文チェック」というところを選んで、MacJPerlウインドウに「syntax OK」と表示されれば問題ありません。その状態で、「ファイル」-->「別名で保存」で、「kana.drp 」として、タイプを「Droplet」として保存します。これで、プログラムのできあがりです。「Droplet」は、拡張子が「drp」と決まっているわけではないですが、便宜上わかりやすくするためにそうしてます。